E-BOMBERのアホアホブログ

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文科省は相撲協会から財団法人格を剥奪せよ

 昨晩、廃業の意向を示していた大相撲の安治川親方(元幕内光法)が、廃業を撤回することを表明した。それはそれで結構なこっちゃとは思うけど、このままではこの親方はこれからも針の筵の時を過ごすことになるやろう。それでは余りにもえげつなさ過ぎるんで、財団法人日本相撲協会を改善することを考えましょうや。


 「出て行け」などと吐かしよった桐山(元小結黒瀬川)だけを吊るし上げても意味はあらへん。こん畜生の発言は、単に協会全体の空気を代弁しただけのこっちゃさかいの。立浪一門の結束を紊したと言うが、部屋別総当り制の導入以降、連合稽古などの交流はあるにせよや、一門の意義は薄れつつある。理事の定員を分け合うための方便としか思えん。大体やな、一門で理事の枠を決めることに如何程の意義があるっちゅうねん。そんなんただの談合やんけ。外部から理事や監事を数人入れただけでは何にも改まらんかったのである。


 両国国技館を無起債で建てた協会を、慎太郎は「超優良企業」やなんて持ち上げとったらしいが、そんなん当然やろう。税制優遇された財団法人、力士(十両以上の相撲取りのこと。幕下以下は「力士養成員」で協会の正式な構成員とは違う)のみへの偏遇とかで、内部留保を貯め込んどっただけやないか。前にも書いたが、公益法人は儲かってまうのんはしゃあないにしても儲けすぎてはあかんし、仮に儲けすぎたらそれを社会に還元する責務が発生する。しかるに朝青龍のごとき青少年の模範から程遠い横綱を土俵に上げ続け(即刻除名乃至は廃業さすことを希望する)、あまつさえ、外圧に押されてしぶしぶ導入した秘密投票による理事選挙の後で誰が貴乃花候補に投票したかを探し出して追い出そうとするなど、むしろ公益を害することに精を出しとる始末や。この協会に、財団法人格を所持する資格はない。


 今回の一連の騒動を受けて、文部科学省が乗り出したみたいやけど、安治川親方の地位保全だけでは生ぬるい。どうせやるんやったらとことんまでやるべきや。せやな。まずは財団法人格の剥奪やろ、それがあかんちゅうんやったらせめて北の湖武蔵川守旧派力士出身理事の排除に出直し理事選やろ、理事・監事・委員の半数の民間登用やろ、コミッショナー制度の導入の検討やろ、わしらシロウトさんからしたら不可解な相撲茶屋制度の廃止やろ、旧態依然とした「谷町」の排除やろ、数え上げたらキリがない。