E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道(135)

今回は桑原先生の著作から離れて、わしがこれまでこの連載ブログを書くために参考にしてきた中国関連のネットサイトについての思いを書くことにする。

 

ネット上にサーチナやレコードチャイナのような中国及び韓国に関連する記事を専門的に扱うサイトがでけたことは大変に結構なことや思う。これによって、これまで既存のマスメディアによって恣意的に取捨選択されて届かんかった記事に接することで、中韓のナマの声をしることがでけるようになってんからの。

 

せやけど不満もある。わしがホンマに欲しいんは、毎日のように中朝韓についての質の高い解説記事をアップするサイトやのに、サーチナもレコチャもちゃうねんやんけ。単に中朝韓に関する世界中の記事を集めるだけやったら、語学力さえあれば誰でもでけるこっちゃがな。まあ、そもそも中国政治や東洋史など北東アジアについての専門知識が豊富な人材は、ネットサイト運営の仕事なんかやらへんちゅう根本的な問題もあるやろうけどの。

 

せやさかい、サイト運営者も二流・三流の人材しかおらんやろし、新聞社や放送局では当たり前にやられてる社員教育なんかでけんのも当然やろよ。それは河北省省都の石家荘市のことを「石家市」て簡体字のまま掲載したり、同じく人名も「刘(劉)」と簡体字で載してまう例が散見されることに表れたある。

 

用語の使い方もかなり粗雑なとこがある。秀吉の第一回目の朝鮮出兵壬辰倭乱」に「文禄・慶長の役」なんて註をつけるようでは高校生にも笑われるぞアホ。「壬辰」ちゅうのは1592(文禄元)年の干支やねんから、1597(慶長2)年の慶長の役は今年 2017 年と一緒の干支をつこて「丁酉倭乱」ちゅうのやないかアホ。十干十二支もしらんと平気で世界中におのれの文章を公表でける根性には恐れ入る。

 

もっとえげつない例を挙げる。韓国が「日本海」のことを「東海」と称するのは国内的には勝手やけども、その呼称を世界に広めようとしとる問題がある。ところがレコチャではその舞台が日本海とちごて東シナ海になったあって、それを恥ずかし気もなしに堂々と地図にして表示しとんねんやんけ。中国では東シナ海のことを「東海」ちゅうてるからそっからの誤解なんかもしれんが、いずれにせえお粗末極まりない。

 

かかる基礎的な事柄の扱いがこんなんでは、これらのサイトに高度なコラムが連日「うp」されるようなる見込みはあらへんな。やっぱし電子はまだまだ紙に及ばんちゅうことかね。

 

次回からはまた桑原先生の著作に戻る予定や。(つづく)