E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

速報・中共崩壊への道(132)

今回は予定を大幅に変更して、朴槿恵の辞意表明について書く。

 

「21世紀の閔妃(明成皇后)」こと朴槿恵がとうとう政権を放り出しよった。韓国国会では野党三党どころか与党セヌリ党非主流派まで弾劾決議案賛成の流れがでけてしもたし、憲法裁判所でも弾劾支持の表決が出そうやからな。何せ、この国の司法は民意に流される傾向が強い言われるし、産経新聞の加藤編集委員(元同社ソウル支局長)の裁判みたいに外圧なんか気にすることあれへんさかいな。

 

いやはや、この女の治世は当に閔妃のそれそのものやった。中国が調子エエちゅうことで寄らば大樹とばかりにその尻馬に乗って日本をディスり、中国経済成長が鈍化したと見るや今度は米国に擦り寄ってサードミサイル導入を決めるなど、その無節操かつ無定見なとこなんかホンマ露清の間で揺れ動いた閔妃の再来やで。閔妃との僅かな違いは、最早「21世紀の袁世凱習近平も、「21世紀のニコライ・アレクサンドロビッチ皇帝」のプーチンさんも助けてくれんようなったことぐらいか。

 

ただ、韓国国民はこれで喜んではおれんよ。そもそも為政者は国民の姿を映す鏡やねんさかい、クネクネおばはんを批判することは天に唾する行為に他ならんねんぞ。例の「千年」発言かて国民に阿る目的で発せられてんからの。それに、来年春の出直し大統領選までの政治的「春窮」をどないやって乗り越えるんかも大いなる懸念材料やしの。この国は今なお北○鮮と戦争状態にあることを忘れたあかんし、米国も政治の端境期やから、北東アジア情勢の流動化は不可避やろうな。暫くはチョソン半島から目ェ離せんな。

 

それにや、次の大統領かて恐らく韓国のためにならんのんがなりそうやしな。来月一杯で国連事務総長の任期が切れる潘基文は、事務総長の中立性を無視して中国の軍事パレードにホイホイ出席するようなどうしょうもない男やし、その対抗馬にはクネクネに輪をかけたみたいな反日で「韓国のトランプ」と言われる李在明・京畿道城南市市長かておる。今の韓国に必要なんは、不毛な反日姿勢を改めて、ズダボロんなった国内経済を立て直せる大統領やねんけども、トランプみたいなんが米大統領になりかかってるように世界的に大衆迎合主義が蔓延する中で、情に流されやすい韓国国民がそんな人材に票を投じる訳あらへんし、与野党ともに反日姿勢を競い合うような候補者を擁立する可能性が高い。つまり、韓国の政治的・経済的な混迷はこれからも続くやろうよ。

 

でもの、ネットでアホな連中が書き散らしたあるように、韓国が中国や北に併呑されろやなんてわしは絶対に思わん。韓国は日米にとっても中露にとっても貴重なバッファ層であって、ここが中露勢力の手に落ったら日本にとってこの上ない悪夢やねんからの。せやけども、対韓技術移転や日本の技術者のトレードシークレットリーキッジ(技術的機密事項の不当漏洩)とかによって日本が蒙った損失を幾分かでも取り戻すためにも、また財閥依存度が異常に高い歪な国内産業構造を是正するためにも、サムスン・韓進・韓国ロッテ問題はこのまんま放置すんのがエエ思う。せやなかったら何時まで経っても中小企業が成長せえへんからの。もっとも、そのおかげで日本は韓国にキャッチアップされんで済んでるねんけどの。

 

まあいずれにせえ、誰が次の大統領になろうとも、数百億ドル規模の日韓通貨スワップ再開が最大限の譲歩で、韓国は生かさず殺さずが正しい。

 

次回からはまた桑原隲蔵先生の論文に戻る予定や。(つづく)