E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

わしの電子工学用語集(1)

 電子工学関係のテクニカルライティングをしてるときにあったらエエな思うんは、「役に立つ電子工学用語集」や。役に立つとは、語彙がようさんあるちゅう意味ではもちろんナイ。むしろ、語彙が少のうても、学生や技術者の勉強や製品開発のためにしりたいことが書いたあることの方が余程大事なことやろう。

 せやけど残念なことに、そういう便利な用語集は出てへんみたいや。単に用語の説明を並べ立てるだけで、勉強に役立つ原理の説明とかは省かれとって、応用例が書いたあればまだマシな方や。

 それやったら、わしがそういう用語集を作成したろやないかちゅう結論に行き着いた訳や。このブログでは毎回毎回しょうもないことばっか書いとるし、少しはタメになることも書かんとあかんのやないかと柄にもなく殊勝なことを考えたからでもある。

 他のブログみたいに大阪弁で書くことも考えてんけども、この連載については幅広い読者を想定して、少々苦痛に思うが、これに限っては大阪弁は封印することにした。もっとヒマになったら書かんこともナイ思うがの。

 ではここから、電子工学用語集の始まりである。


 ちゃんとした辞書や用語集には「凡例」があるけれども、それに代えて具体的な用語の解説方法を実例を挙げて示すことにする。例えば「負帰還」の項目の場合はこのようになる。

 負帰還(負饋還)

negative feedback (NFB)

 増幅回路(アンプ)の出力信号の一部を、位相を反転させて入力側に送り返すこと。ノンNFBアンプに比べて発振しにくく増幅率が安定することから、増幅率は高いが動作が不安定な演算増幅器オペアンプ)回路などに用いられる。また、アンプの周波数特性(f特)や非線形ひずみが改善される効果もあるので、オーディオアンプその他に広く応用される。但し、一部の高級オーディオ機器では、調整が簡単で繊細な音の再生が可能であるとして、低ひずみトランジスタによるノンNFBアンプを用いることがある。


 ブログに連載する関係上、図面は省略し、数式もできるだけ用いないようにする。また、可能な限り幅広い年齢層に対応するため、歴史的な表記も(試験的に)用いることとした。さらに、利用者の理解の助けになると思われる場合には必要に応じて[詳説][補説]欄を設け、利用者の誤解しそうな事項についても[注記]欄で補足説明を行う場合がある。

 基本的に、連載に沿って五十音順とアルファベット順に掲載する予定だが、かなりの部分が順不同になると思われ、また、加筆訂正は日常的に行われ、補遺も相当な項目数に上ることが予想されるのでご容赦願いたい。(本文ここまで)

 取りあえず、「◯神」「中国」「鉄道」に続いて4本目の柱を立てることがでけた。後はこのブログに貼っつけるバナー広告をどないするかや。電機・通信や高周波とかのメーカーのバナーがエエんやけども、これについても追々と検討することにするか。その前に連載が終わってまうかもしれんが。