E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道(89)

フルーツメール

 わしの親父は生前、中華思想華夷秩序)を批判する文脈の中で「何が中華だ。中華は中華料理の中華か」て言うてたが、近頃はその中華料理までもがあかんようになってしもたらしいな。

 レコチャの記事によると、香港から日本に来た旅行客の一行が「日本の中華料理に衝撃を受けた」らしい。香港言うたら「食在広州(食は広州にあり)」のフレーズで有名な広東省省都広州と並び称される広東料理の本場で、その地元民の舌かて相当に肥えてるはずや。せやのに何で彼らの吐かすとこの「東夷」でしかあれへん日本なんかの料理で衝撃を受けんなんかね?

 彼らはまず、日本に来て日本のラーメン(日式拉麺)喰うて、「香港の日式拉麺とは似ても似つかぬ」代物やちゅうことに驚いたちゅうがな。工業製品同様に、劣化コピーしかでけん中国人の情けなさが伝わって来る記事ではあるの。真の料理人は、オリジナルの料理を超えた料理を開発するための追究を怠らんのやけどな。日本料理のでけ損ないを平気で出せる中国の料理人や、「日本料理店」と称した店でキムチを出すどこぞの国の料理人には矜持もクソもあったモンやあれへんわな。

 ほんで、彼らはガイドの誘導で夕食に日本の中華料理店に連れて行かれることになるねん。「何で日本に来て中華食わされなあかんねん」と不承不承店に入った連中は、そこで出された海鮮料理を口にして、中華の真髄をしることになるんやんけ。新鮮な食材に最適な炒め方と適切な味付けを施したら、本場香港でも味わえん「潮の香りの漂う」みたいなホンマモンの海鮮料理になるんやな。

 この記事読んで香港のパチもん料理人は何を思うんやろか。中国の都市部を中心に日本料理ブームが起こっとることは一過性の流行りて受け流せんモンがある。それは、中国産の食材への不信感と相俟って、中国そのものへの不信感へとつながる。

 大陸性気候で日本みたいにどこでも年間1000ミリ以上の降水量があらへん中国で、水の汚染は国家の悲劇や。しかのみならず中国は人間まで汚染されとるさかい、質の悪いガソリンこさえては大気汚染を朝鮮半島から日本にまで波及さすわ、短期的な儲けしか考えん国民性から危険な農薬や怪しげな成長促進剤をブチマケて農地を短期間でワヤにしてまうわ、工場は官吏に賂をつこて汚染水の垂れ流しをお目こぼし(あぶねーなこの表現)してもうとるわ、こんなんでマトモな食材がでける訳ナイわな。

 食材があかんようなったらそれを原料にする調味料かておかしなるんは当然で、察するに現在の中国では美味な酒・醤油・酢ゥなんかでけんやろう。「美味しんぼ」の海原雄山みたいに病的な美食家は言うに及ばず、この環境では平均的な味覚の持ち主の舌を満足さすこともでけん。せやから、もしそうやとしたらわしゃ香港の料理人をほん少しやけど哀れに思う。いや、それどころか中国のマクドマックチキンナゲットに使てるカビだらけの鶏肉を床にベチャいうて落とす映像見て、「すげえ、本物の肉つこてる」言うてチキンナゲットの人気が急上昇するよな国民の食意識やねんから、最早何をか言わんやである。

 食は人間の基本や。中華料理すら地に落った中国に明日はナイ。(つづく)

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