E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

速報・中共崩壊への道(78)

すぐたま経由で買い物するとお得!楽天スーパーポイントとネットマイルが両方貯まる!すぐたま


 中国の当局発表の経済成長率の数字が当てにならんことは李克強・国務院総理さえも認める所で、それに代わって出て来たんが「李克強指数」やそうや。

 李克強指数は、鉄道貨物輸送量・銀行融資残高・消費電力量から成り、少なくとも通常は1月以上かかるGDPの集計結果発表が2週間かそこらで出て来てまうことに比べたら経済の実態をより反映する数値とされる。

 ところがや、丸川知雄・東大社会研教授の指摘する所によると、中国国内の原材料や製品の輸送の主役はトラックであり、しかも鉄道貨物の主体は石炭などの鉱物資源らしい。せやさかい、丸川氏はこの数値では鉱業生産高の推移を見ることはでけても、工業全体の動きを見ることはでけんと主張する。

 また、中国の銀行の融資対象は主に第一セクター(国営企業)系に対するモンで、民間企業に対する貸付はほとんどあらへんそうや。せやから、融資残高で分かるんは国営企業への投資ぐらいやそうや。

 ほんでから電力消費は重工業の動向ぐらいしか分からんさかい、結局のとこ、李克強指数で中国の真の経済状態を測ることはでけんちゅうこととしてる。李克強がこれら3つのパラメータを挙げた理由は、彼が以前所属しとった遼寧省政府の事情による。この地は鉱工業や重厚長大産業が集積しとって、しかもそれらの多くが国有セクターとして設立されとったさかい、李克強指数がかなり確度の高い経済指標として使えたからや。

 それがや、この李克強指数が西側マスメディアによって注目されるようなったからか、当局は今年になって突如としてその公表を止めよった。もしか、中国の経済実態を「大本営発表」的なGDP成長率よりも精確に反映してへんどころか、よりオッぱずした数値やったとしたら、わざわざ隠すことなんかあらへんやろう。何せここは、過去に「公共安全費(治安維持費)」が軍事費を上回っとるて西側メディアに大々的に指摘されたら、程なくしてその公表を中止するちゅう大変分かりやすい反応する国やからのう。

 経済成長がホンマに順調やったとしたら、その国の主力産業以外の分野も主力産業に牽引される恰好で伸びることがあるんで注意が必要や。ただ、その一方で、現在の中国は産業構造転換の過渡期に差し掛かってる時期でもあるんで、80年代初頭の日本みたいに重厚長大産業から軽薄短小産業へのシフトの過程で鉱工業がシュリンクしてるとも考えれる。たった3つのファクターである国の経済状況を測ろうちゅうのがそもそも乱暴な話なんかもしれん。

 さはさりながら、これまで公表しとった数値を俄に非公表にするちゅうことは、不都合な部分が現れたらすぐに隠す共産主義国のお決まりの行動様式でもある。この国は段々と子分の北◯鮮に近づいて来たあるな。それにや、この数値を急に非公表化した理由には、産業構造転換がうまいこと行ってへんか、うまいこと行く見通しが立ってへんちゅうのがあるとも考えれる。巨大プラントは割りと簡単にパクれるが、ハイテク機器製造のノウハウなんかそない簡単にパクられへんねんからな。デジタル一眼レフ用の光学素子製造なんか、拝金主義で職人気質のまるであらへん中国人の手ェに余るこっちゃろう。

 どうやら李克強指数が中国の経済実態をかなり良う反映して優れたパラメータやちゅうことが分かってしもたな。今年の中国の成長率は6%台どころかマイナス成長やと見た。(つづく)

アンケートやゲーム参加で無料でマイルが貯まる! すぐ貯まるポイントサイト すぐたま