E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

や〇きた〇じん、冥土に引っ越す(8)

 歌うヤカラ・や〇きた〇じんがその名をしられるようなったんは、映画「ガンダム」の主題歌の「砂の十字架」(81年)やけど、や〇き本人はこれを「生涯最大の汚点」て位置づけてるらしい。その前後のや〇きは結構辛うて長い下積みの時期であったことでもしられる。




  時には生活のためにグルメリポーターのパチもんみたいな仕事をしとったこともあった。ほしたらある時、その番組のディレクターから「おい、た〇じん」と「虫コロのように呼ばれて(や〇き本人談)」、「視聴者からな、お前の箸の持ち方が悪いいうてクレーム来とんねん。次の収録までにちゃんと持てるようにして来い」




 それを聞いたや〇きはブチブチブチーてキレた。「親が言うても直らんモンが俺が言うて直るんかィ!」で番組降ろされた。




 一応歌手でもあったちゅうことで、「新・木枯し紋次郎」(東京12チャンネル)の主題歌の話が来たこともあったが、本人によればこれも「ガンダム」と並ぶ汚点らしい。作曲家には猪俣公章を起用することが決まっとったが作詞家が決まらん。ほしたらや〇きの推薦人でもあった主演の中村敦夫が「僕が書こう」ちゅうことで「焼けた道」がキングレコードから出されることが決まった。「作詞・中村敦夫、作曲・猪俣公章、歌うはや〇きた〇じん。バラッバラや(本人談)」




 「歌い出しがな『♪だれもーしーらないー』てホンマ誰も知らんねん(同)」。番組の企画自体が安易な二番煎じやったこともあって失敗し、当然ながら主題歌もコケてんな。や〇きも1回だけ端役で出演したらしいねんけど、それが元で持病のノイローゼが悪化してえらいことなったせやねんな。




 この歌の歌唱指導には猪俣本人が当たった。「おい、そこもっとこぶしをひねるんだよ」言うたからや〇はいちびって「右手グーにしてひねったってん。ほしたら『はっはっは。この野郎こぶしひねりやがった。おい、今晩飲みに行くぞ』て分からんおっさんやった(同)」ておのれもせやろがアホ。(つづく)