E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

(北〇鮮軍韓国砲撃)事態の推移を冷静に見守ろうやないか

 一昨日(22日)、北○鮮軍が韓国・仁川市の延坪島を砲撃した。韓国軍も応戦した模様で、韓国側で軍民双方に犠牲者が出てしもた。北○鮮側の被害は、発表されていない。


 この57年ぶりの砲撃をもって、休戦中の朝鮮戦争の再開とするんはまだ早いけどの、ここは、事態の推移を慎重かつ冷静に見守るんがエエのやなかろうか。


 朝鮮戦争では、洛東江以北の半島全体が文字通り火の海になってしもたし、これは、現在60歳以上の南北双方の市民の記憶に刻み込まれとるやろう。朴正煕政権時代の硬直した国家体制も、この戦争が齎したものやちゅう話やし、「朝鮮動乱」を知る世代にとっては、忌まわしいことこのうえない史実やろうのう。


 世論と国家の意思は独立に近い事象やけど、このことは南北両国政府も共有する認識やと思うし、今回の北の暴挙は、金正日のブタ息子の「伝説」作りであり、また、例によってアメリカをこっち向かせるための「瀬戸際外交」でもあることでほぼ間違いあらへんやろう。ここで戦端を開いたが最後、北の最大の目的である「金王朝の維持」がでけんようになる。韓国かて同様であり、仮に北を併呑でけたかて、旧東ドイツ以上のお荷物を背負わなあかんようなんねんさかいの。韓国の凋落やら戦争難民の大量発生やらで、日本にも悪影響が出る。


 このどうしょうもない国の命運は中国が握っておる。旧ソ連が崩壊し、右肩上がりの経済成長を見せるに連れて、この国は覇権国家たらんと、尖閣問題を含めて東アジア諸国に対してその毒牙を剥きはじめとる。この、「中華思想」なる誤ったパラダイムを捨てきれん国がまともにならんと北も変わらんのやが、チベットや新疆などの「民族問題」を抱えておるとこもソ連邦と共通するとこであり、ここにこの大陸国家の今後の変化の兆しが見えんこともないんである。