民主や現内閣の支持率が低迷しとる状況で、２人区に２人擁立しようとは、小沢もヤキが回ったか？参院選とはいえ、政権交代の原動力んなった無党派層を呆れさすと灸（やいと）据えられるで。
逗子市議選で、みんなの党擁立候補が全員当選した。都市部を中心に、無党派層は第３極に対して熱い視線を送っておる。大都市周辺の定数３人以上の選挙区では、「み」が１人目の当選人になる可能性が高なった。２人区でも、民主が１人擁立の場合やったら１議席は安泰で、残る議席を自民か自民系統の新党と「み」で争うことになるやろう思う。せやけど、現状で民主が２人区で２人擁立したら、共倒れする選挙区が続出するやろうてことは、選挙のシロウトさんのわしらでも十分予測でけるわい。そないなったら、「み」と自民系統とで議席を分け合う結果になるやろう。
小沢は、２人擁立を批判した前原国交相に向かって「前原君が代表を辞めたときの政党支持率は１０％なかった」やなんて、子供のケンカレベルの反論をしとるが、腐ってもまだ３０％前後の政党支持率がある現状を頭からムシした、蕪雑な発言やな。自民の支持率も上がってはおらんが、「自民もダメ、民主もダメなら第３極」と考えてる有権者は少なからずおると思われる。こないなアホが選挙の責任者やっとるようでは、民主は早くも斜陽を迎えたかの感がある。最早「辞め時」を測っとる場合ではのうなった。ノーミソに虫湧いた幹事長は一刻も早く退場さした方が党のためやろな。
１年生代議士を政府や党の職につけずに地元に張り付かせるまでして現有議席を守ろうとする一方でこないなマヌケなことをしようとは、小沢は思考分裂ちゅうか思考破壊を起こしておる。この「壊し屋」は今度はおのれのノーミソともども民主党をクラッシュしようということなんやな。
