大阪府の橋下徹知事が、知事に対して無礼なメールを返信した職員を厳重注意処分とした。この職員は反省の意を表しているようであるという。
まあ、ブログネタに日々窮しておるわしとしては飛びつきたくなる事件ではあるわの。ちゅうことで本件について書くことにしたわけやけど、「でもなぁ、こんなんわしが書かんでも皆書くこっちゃろし、そん中に埋没してまうやろなあ」と、書くのを待って、暫く他の人のブログを見物することにした。
すると、やれ「パワハラ」やの、「言論圧殺」やの、「狭量」やのと、府職員かその回し者が書いたとしか思えん、見当違いも甚だしい意見があったんで、やっぱし一言しやんとあかんなと思た。
大体、部下の無礼を窘めるのんのどこがパワーハラスメントやと言うのだ。ナンボ公共事業に直接無関係な部署やとはいえ、「愚痴はブログで行ってください」やなんて書いて寄越すヤカラは公務員はおろか一般の社会人でさえも不適格やろう。慇懃無礼が彼らの定式やと思とったが、傲慢無礼をするとは公務員も品下がりしたモンやわい。
「知事の気に入らないメールを書いたら処分やなんて」と怯える職員がおるというが、橋下氏は別に自身の政策を批判したメールに不快感を示したんとちごて、彼女の「物言い」が余りにも非礼であるから処分したのであろう。これのどこが言論封殺やちゅうねん。大体、あのメールの内容見てみィよ。あんなん単なる知事の揚げ足取りやんけ。かかる程度の低い文章を「言論」やなんて言われた日ィには、さぞや地下で福田恆存氏も嘆いてはるやろう。
「メールを読む時間×全職員の時間の無駄」などと吐かすんやったら、こないな下らんメール打つ方が時間のムダなんと違うんけ？同じ長さの文章は、読むより書く方が時間かかるさかいにのうｗ。しかも彼女は「（知事のメールの）意味がわからない」そうやから、文章の読解力いう公務員に要求される資質が欠如しとることも判明した。仮に諭旨免職としても、自治労とかからはともかく、一般府民からは苦情は一切出ェへんやろう。
「度量が狭い」とは、いかにも木っ端役人どもが言いそうなセリフやのう。わしが知事でも処分するわい。ついでに、いやしくも知事を「おまえ」呼ばわりしたヤツもそうじゃ。最低の礼儀ちゅう世間一般の常識すら獲得し損なった「見た目は大人、頭脳は子供」の連中に大人の説教したかてあかんやろう。言うこと聞かんジャリはしばいて（免職処分にして）かからんと堪えへんわい。世間には、目上の人に対する口の利き方がなっとらん衆が多いさかい、一罰百戒の意味をも込めてこいつらを免職にすることを希望する。
わしは子供の頃「大阪くさって大阪腐」て、わけもわからんと言うとったが、どうやらそれは真理を衝いとったみたいや。
