今季の終わりほど無念さがつのることはあらへん。
まず、今日（１７日）かて十分勝てる試合やってんけど、内野守備の乱れ、投手交代タイミングの誤算、ジョーの単調なリードで、今年一番大事なゲームを落とした。
エラーは、こない緊張する場面で連鎖反応的に出るんは、まあしゃあない。せやけど、ＣＳの負けられんとこで久保田・球児二人で３イニングはきついで。久保君を引っ張るか、誰でも一人挟んで欲しかった。
ＡＢＣの有田氏も指摘しておられたが、ラミレスへのあの攻めは何じゃい？フォークは多投すると見られやすなるし、球威にも影響するし、エエことはいっこもあらへん。球児の持ち味を殺すことになるし、カウント球に使うんもまずい。ジョーはおんなし球を続けるクセがあるが、これは日本ではもちろん、メジャーでも効果はあるまい。「お、こいつこの球種に合うてへん」て瞬時に判断するんやろうが、打者は一度見せられた球には対応して来るし、こんなん兵法の基本を挙げるまでもなしにあかん。こないなリードは年数回でたくさんやろう。野球も兵も詭道や。
優勝でける戦力は十分に整備されとったにも関わらず、今年も去年同様、主にベンチ采配のブサイクさを連発し、もったいない星を多く落としてきた。投手陣の若返りも喫緊の課題やろうが、首脳陣がこのテイタラクでは、読売以上にゼニ投入しやんと勝てんやろう。でもな、わしゃ、プロ野球チームは「野球人」を育成することもその使命の一つや思うから、○神には「第二読売」にはなって欲しない。せやけどガマンにも限界ちゅうんがある。
真弓監督、次はあらへんで。
