E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道 (234)

日本のネチズンには「三峡ダムファン」がようさんおって、「決壊まだー?」て言うてるみたいなんやが、前にも書いた通りこのダムがワヤんなったら、日本海まで汚染されてまう危険があるねんさかい、何もナイ方がエエに決まったあるねんやんけ。

 

そうは言うたものの、わしゃ中共体制がソフトランディングでけるやなんてまずムリやて思う。現にや、まだ三峡は決潰しとらんのに、中原平野の大部分が水害に見舞われたあって、それ以外の甘粛(隴)や重慶(渝)・四川(蜀)までえらいことなったあるんやからな。中国の農業はほぼ潰滅状態にあると観るべきで、それどころか罹災者は日々の飲料水にまで事欠く事例までもが出始めたある。天誅は無辜の民に下されるモンであって、北戴河ら辺で涼を楽しんどる連中に降りかかることはナイ。今の所はの。

 

この水害のサワリはこれから始まるんやがな。武漢肺炎(中コロ)の未だ収束する見通しも立たんままにコレラやペストとかの疫病に襲われる可能性があるし、関東州(東北部)や雲南(滇)・貴州(黔)などでは蝗害が発生したあるし、黴雨(梅雨)が終わった地域でも沿岸部では台風に追い打ちをかけられる懸念がある。台風第8号(バービー)の進路次第では、◯鮮半島だけでは済まんで遼寧(遼)でも被害が出るかもしれんしの。

 

日本にも少なからず影響が出るやろう。中国本土ではすでに豚肉の価格が上昇したあると聞くし、ここから暮れに向かって絶対的な食糧不足に見舞われることは決定的や。中国の貿易当局がこれまで以上に形振り構わんと食料全般の買い漁りに走るんはまず間違いなかろうし、日本の「買い負け」による生鮮食品の価格高騰も予想されるとこやな。最低限の人道的支援は必要やけども、警戒すべき所は警戒せんといかんわな。

 

中国最高指導者キンピラ・シューはこないだ北戴河会議江沢民(えざわたみ・チャンツォーミン)さんら長老連中にしばきあげられて対米強硬路線の修正を余儀なくされたらしいが、石平氏の解説によると、それによって対日強硬路線に転化する危険があるそうな。米国外交に日中シーソーゲームがあるんは有名で、中国が持ち上げられると日本が貶められ、日本と良好やと中国と険悪になるちゅうアレやな。日中同時に持ち上げたり貶めたりすることは外交的矛盾やし政治コスト的にも引き合わんのでこれは当然のこっちゃ。それと同様に、中国外交にも日米シーソーゲームがあるようやねんな。こっちゃ側はおもっくそ矛盾したある外交政策やねんけども、中国政治それ自体が矛盾に満ち満ちたあるねんさかい、彼らはそんなん全然意に介することはナイ。日本をしばきに行くことは同時に米国をしばくことになることは北京政府も承知の上やけれども、そいでもって内国的に政治の矛盾を誤魔化せるねんさかい安いモンやんけ。尖閣沖ノ鳥島へちょっかい出しに行くんが関の山やろけど、江沢民さんも「困ったときには反日をせえ」言うてたやないか。

 

平氏は一方で、中国が安倍晋三首相に対米仲介を依頼する可能性をも指摘するけども、日米共々政治的端境期に差し掛かったあることを考えたら、そっち方向に行くことは多分期待でけん思うの。さなぎだに安倍氏には健康不安説が流れたある最中やし、米大統領選でもトランプ氏の旗色は決して良好とは言えん。キンピラ氏としてはむしろ、米の政権交代までの時間稼ぎをしたいちゅうのがホンネと違うかて思うんやが、果たしてどない転ぶやら。

 

話を三峡ダムに戻すが、中国では従来8月中旬までの雨季が下旬になっても続いたあって、ダム躯体にはまだまだ厖大な静水圧ポテンシャルが印加されたままになったある。このあまりにも長い霖雨によって、有害物質満点の大量の水と土砂がダム湖に流れ込んだあって、これらがダムの寿命が尽きることによって東シナ海に流れ込むことはどうにも避けられそうもあらへん。冬の渇水期にダム下流域の住民を避難さした上で三峡の堰堤を爆破する以外に抜本塞源の策はありそにナイからやが、それをやると短時間に大量の毒水が東シナ海にドバーやで。これでは日本の漁民の生活にも少なからず悪影響が出るんやけども、中共はんなことに対して責任を取らんやろうし、責任を取れるだけの国力を来年以降も保てるとは思えん。

 

せやからちゅうて、日本はこのままでは中国にやられっ放しになるど。そんでのうても戦後数十年間日本は大陸にナメられ放題やってんけれども、そういう屈辱的な外交は安倍政権を最後にしてもらいたい。戦争は避けるべきやけれども、平和主義を掲げることでは戦争は避けられへんし、むしろそないした外交姿勢が今日まで中共の危険を増大さしたとさえ言える。歴代の自民党政権こそが中国を厄介な存在にまで哺育した大罪人で、その残滓が党内最大の2F派やんけ。この連中を国会から駆逐せんことには日本の対中政策はエエ方向に変わらん思うんだが、生憎と2F本人や重鎮の河村建夫は地方選出で、対立候補は共産・立民のショボいのなんで選挙では無敵や。せやけども、派閥内の連中には得票率の低い当落線上近くにおる奴も結構おんのんで、そいつらを攻略すれば派閥の弱体化も不可能とは違うかもしれんの、これについては次回以降に検討を試みたい思う。(つづく)