E-BOMBERのアホアホブログ

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わしの鉄道事情大研究・一畑電車

 一畑電車の「一畑」は一畑薬師の一畑や。でももう一畑には駅はナイ。

 

 柿沼博彦・元JR北海道会長の開発したDMV(デュアルモードビークル)は、未成線廃線対策に有効なんで、廃線なった一畑口ー一畑を復活さすにはこれやろう。

 

 それに、一畑電車の沿線には1日の乗客が1000人の駅など雲州平田(旧・平田市;現出雲市)ぐらいしかあれへんのやから、京王5000系の更新車などは、休日の特急・急行列車としては申し分ないけれども、平日には残念ながら通勤通学時しか用はあれへん。出雲大社参拝客輸送でも輸送力過剰状態で、電気自動車式DMVのフリークエントサービスで捌くんが現実的な輸送対策なんやないかえ?

 

 この会社は一畑電気鉄道(現在は一畑電車の持株会者)時代からCTC(列車集中制御)を導入するなど徹底的な合理化を進めて来てんけども、輸送実績が最盛期の3割にまで下がってしもて、合理化ももう限界に来たある。

 

 これ以上合理化しよう思うんやったら、DMVとその軌道専用版による完全自動運転しかあれへんやろう。それと、「オンデマンド運転」やで。つまり、一定以上の乗客需要があれば臨時に列車を出すシステムで、フラッグストップの発展形やと思えばエエ。さすがに全線全駅で導入すんのは難しいやろうが、電鉄出雲市出雲大社前・雲州平田松江しんじ湖温泉辺りから始めるのんが順当やろな。このオンデマンド運転は、JR北海道の各線でも結構行けるんやなかろうか。

 

 DMVは一畑発着の普通列車区間運転用に限定的に運用し、線路専用版DMVはそれ以外の全線で運用でけるようにし、将来的には京王などの中型車両を完全に置き換えて、それで一畑電車の合理化は完了や。これ以上は有効な手段は思いつかん。

 

 都市部を走る大手私鉄やJRでさえもモータリゼーションの波をマトモに被って輸送人員を大きく減らしたあるんが現実なんやから、松江・出雲の一畑電車がそないなるんは当然やろう。地元民の民意は「一畑電車は必要」なんやけども、それやったら何でもっと利用客がつかんのや?「俺はクルマに乗るから俺以外が一畑電車乗れ」とか「高校生だけが一畑電車乗れればエエ」みたいな地域エゴ丸出しの低調な姿勢の住民しかおらんようでは、残念ながら一畑電車の未来はナイ。(しまい)

 

 次回は木次線の予定や。