E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道 (208)

 いよいよこの連載も、中共支配体制に如何に止めを刺すかを考察する所までやって来た。「独裁的共産主義国家寿命70年説」ちゅう経験法則は、日米陣営がこれからどないな手ェを繰り出して行くかによってその成否がかかったある。これまでの日米みたいなヘタ打つと、厄介な問題が先送りされてまうからな。

 

 問題はそれをどないな手法で実現するかや。前回はそれを主に軍事的な手段でもって実現することを考えてんけれども、「戦わずして勝つ」ことがでけるんやったらそれに越したことあらへん。ドンドンパチパチやる戦争は双方の陣営に戦没者が出てまうのが欠点で、それに対して経済戦争は、戦勝国には犠牲者が出ェへん利点がある。一方で、敗戦国側では犠牲の範囲は一般市民にまで及んでまうのが欠点や。戦後処理の宜しきを得れば最小限の犠牲で留めることは可能やけれどもな。

 

 先の大東亜戦では日本は軍事的にも経済的にも負け、国民は食うや食わずの生活を強いられた。そこで、昭和天皇が御自らの命を賭して単身連合国最高司令部に乗り込まれ、御自身の処刑と引き換えに国民の衣食住を保証してくれるようマッカーサー元帥に懇願するという挙に出なければならないまで、日本国民の窮状は深刻やった。せやから、現代の経済戦争では、予め敗戦国側の飢餓による犠牲を最小限に抑える策を打っとくんが必須ではある。

 

 その準備が整えられたら、いよいよ経済短期決戦の開戦や。今現在、日本が韓国に対してやってるような微温的な戦法は不適当で、なるべく即効性のある戦法を採ることが必要なる。せやさかい、サムスンや現代自を日本がなるべく無傷でせしめるように、ファーウェイ(華為)やレノボ聯想)を米国が不良債務なしで分捕れるような悠長なことはしてられんやろな。

 

 まず、今や中国を象徴する企業となった華為については、その資金源を断ち切って一旦これをぶっ潰す。いかで世界に冠たるIT通信企業華為と雖も、資金なしでは倒産するしかあれへん。華為を支えようとする中国市中銀行には外圧を印加してでも資金援助を許さんようにする。金融資本主義に一日の長がある米国の力を以てすれば、その経験の浅い中国なんぞ一ひねりやろう。人民元が未だにハードカレンシー(基軸通貨)になれん今やからでけるこっちゃけどな。

 

 華為集団なる中華五星紅旗旗艦企業が消し飛んだら、聯想など問題にならん。これだけでも習近平君の顔色を失わしめるに十分やけども、間髪入れず二の矢を放つことがここでは肝要や。先制攻撃は米国やけれども、追撃は日本の出番や。日本かて中国のパクりや強引な技術移転でえらい迷惑蒙ってんさかい、「なんたら直樹」やナイけども「十倍返し・百倍返し」や。それは中共体制崩壊で支払ってもらおか。韓国にはまずフッ化水素その他2品目の輸出管理強化と経産省のグループA指定からグループB指定への格下げちゅう、いとも穏当な措置で済ましたあるんやけども、中国に対してはいきなり食料と木材以外を全面禁輸する「キャッチオール規制」発動や。これによって、日本からの部品供給なしには生産活動が全面停止してまう中国企業は根こそぎにされ、中国は世界の工場の地位を一瞬のうちに失うことが決定する。

 

 中国人は韓国・チョソン民族よりかは結構目端が利いて先読みがでける方やろうから、早ければここで全面的に屈服さすこともでけんではナイ思う。米国はともかく日本に再度負けることは彼らにとって最大の屈辱やろうけども、日米への反撃手段を持たん徒手空拳の身の上では、我が陣営に徹底抗戦するなど不可能と悟り、雌伏を甘受するんやなかろうか?

 

 それでも反抗の兆しを見したら、三の矢四の矢を放つだけや。中国には日本に放てる矢ァなど数本もあれへんやろうが、日本には矢ァが百本以上残ったあるで。国家の経済構造が韓国とよう似たあるさかい、攻め方は殆ど変わらん。一方の中国には日本の弱点を衝く策はまずナイ。しかもや、日本がその気になれば人民元の精巧な贋札(ニセ札)を大量にバラ撒いて、中国貨幣経済を大混乱に陥れること(ヘリコプターマネー戦術)かてでけるんや。逆に、日本は世界ブッチギリ1位の造幣技術で紙幣こさえてんねんさかい、中国ごときに贋造は不可能やで。

 

 後は旧ソ連邦の崩壊を参考にすれば宜し。中国はその一省(河北省・山東省など)だけでも国として機能さすことがでけるし、旧共産圏は基礎教育がかなりハイレベルで浸透したあるさかい、形だけでも民主化することは不可能やナイやろう。ただ、社会主義的資本主義国家の運営方法しかしらず、誰も自由主義的資本主義国家の運営方法をしらん訳やから、旧中共諸国の混乱は続き、とてもやナイが、北◯鮮の援助の余裕なんかナイやろよ。これで拉致被害者救出への道が開けるやろう。

 

 90年代中頃、ソウルの三豊百貨店が風も地震もあれへんのに一瞬で崩壊したように、中華人民の誰もが金城湯池と信じて疑わん中華人民共和国なる大廈高楼(大名◯屋ビルヂング)も、狙撃兵一人も使わんと陥落さすことがでける。国としての基礎を固めんままに大国・強国として振る舞ったことのツケが回って来ただけなんやけども、果たしてそれを自覚してる人民がどんだけおるんやろか。明日(10月1日)は中華人民共和国国慶節やそうやが、無辜の中国人民のためにも、世界の安寧のためにも、これが最後の国慶節となることを願わずにはおれん。(つづく)