E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

速報・中共崩壊への道(185)

今日(3日)の「委員会NP」の4国の国家元首のクレイジー度判定企画は久々にオモロかった。ただ、習近平氏もトランプ氏も決して基地外ではあらへん。この連載で散々書いてるように、習氏は単なる中世人の親玉で、トランプ氏は知能が低いだけやがな。

 

プーチンさんにしたとこで、何でもピョートル1世(大帝)の肖像画を飾ったあるとこからして、こちらは中世とちごて近世のツァー(ロシア皇帝)で、クリミア併呑による制裁で国内経済が疲弊しとっても、ロシア国民の大半は未だにピョートル・アレクセイビッチの如き絶対君主プーチンさんを支持しとんねんからの。つまりは程度の違いこそあれ、中国同様国民がアナクロなだけや。文在寅氏は確かに北基地外やけども、あれかて所詮は21世紀になってもまだ中世の世界を生きてる韓国人の姿を映す鏡でしかあれへんで、竹田宮殿下仰せの通り、あれこそかの国における平常運転(文氏は北基地外やから平壌運転とも言う)なんやな。

 

ただ、確かにトランプ氏の米墨国境の壁は正気の沙汰とは違うやろう。いかに公約やからとは言うても、あれはコストパフォーマンス(費用対効果)的に全然あかん。鉄道経営で言うたら、「薩摩守忠度」を一人も許さん言うて、乗降客数百人以下の駅に駅員を配置するようなモンやがな。このおっさんは経営者崩れのくせに経済感覚がまるでなってへんのう。政府機関閉鎖もあって政治的コストもかなりムダになったあるし、いずれにしてもいただけん政策やでこれは。

 

でもの、トランプ氏はアホやけども、彼の対中政策だけは全面的に支持でける。これは単に中国を封じ込めるだけでなしに、南北○鮮問題の解決にもプラスになる思うからや。北なんか旧ソ連に比べたら屁ェみたいな存在でしかあれへんし、中国コケたら自動的にコケる。レーガン・ブッシュ(父)政権を参考にすればソビエト同様にひっくりこかすことでけるやろう。委員会レギュラーで政治評論家の長谷川幸弘・元中日新聞論説副主幹はいつぞやの「夕刊フジ」に中国を旧ソに擬えて書いてたが、これかて大いに首肯でける内容やった。韓国の反日姿勢なんぞは中国を背後につけてるからなんで、それがあかんようなったら嫌でも反米反日を止めなしゃあない。

 

世界最強の日本のパスポート欲しさの、いわゆる「便宜主義」で日本国籍を得たことでしられる張景子氏は相変わらずの近平君びいきやけれども、これには少なからず同情すべきモンがある。彼女が何であないに奥歯にモノの挟まったみたいな発言しかでけんかちゅうと、彼女には大陸の宗族のプレッシャーがかかってるからやろうと推察でけるからや。ヘタに習批判なんぞやらかしたら父母兄弟姉妹らが親類縁者からはみご(みそっかす)にされてまうかもわからんからの。中国人は国家や会社などのゲゼルシャフト的組織を絶対に信用せえへんし、ホンマに頼れるんは宗族だけや思てるねんさかいしゃあない。これこそがあの国の近代化を阻害したあるねんけどな。

 

「所が南支那は頗る之と趣を異にして居る。五胡以来南支那は、夷●(いてき:●=けものへんに火)の侵劫に脅かされた漢族の避難場となつた。南支那が異族の支配を受けたのは、元と清とを併せて、僅に三百五十年に過ぎぬ。従つて南方では、攘夷保種の風気が強い。殊に北●の為に、最も手厳しい屈辱圧迫を受けた、南宋以後に於ける南方の学者は、何れも激烈なる敵愾心をもつた。南宋の胡安国(福建人)の『春秋伝』の如きは、華夷の区別を正すことを、第一の綱領として居る。明末清初の大儒宗と推さるる顧炎武、黄宗義、王夫之等は、皆南人で、明室の光復に心を寄せた。中にも王夫之(王船山)は尤も激烈なる保種思想を鼓吹して居る。彼の『黄書』は、近代の支那人に甚大なる影響を与へ、頗る排満の気運を促成した」

 

中共崩壊は最早時間の問題で、習氏がどんだけ株や不動産を買い支えしようにも資金には限界がある。それどころか、直近の貿易収支によると輸入・輸出ともに前年同期を下回っとって、これは生産が頭打ちを迎えて国内景気が後退したあることを表したある。「中国の成長率6%台」てな大本営発表を信じる奴は余程のアホか余程のサヨクかのどっちかで、経済だけやなしに地理的条件・歴史的背景その他諸々のファクターから総合的に観て、早かったら今年の中ごろにこの国のハタンは白日の下に曝されることになるやろう。

 

せやけども、中共崩壊後の青写真を描ける人物が国内におるとは思えんのんで、中国大陸は民国前期の分裂抗争の時代に逆戻りすることが予想される。そないなると、民族的にもイデオロギー的にも対立の図式が描かれることになるやろうから、38度線が朝鮮半島から中国国内に引越しする事態が発生してもおかしないやろう。果たして日本は旧中共のどの地域と結ぶべきなんやろう。それとも、日本が結ぶに値する地域がホンマに現れるんやろか。(つづく)