E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道(184)

2018年度の韓国国防白書から「日本は自由民主主義と市場経済の基本価値を共有している」の文言が消えたそうやんけ。けだし賢明な判断やあるまいか。何せ、文在寅・韓国大統領自体が自由民主主義に背ェ向けたあるねんさかいな。

 

いわゆる徴用工問題で、文氏は「韓国大法院(最高裁)判決が出てんさかいしゃあない。三権分立や。日本がどないかせえや」などと吐かしとるが、こないな発言すること自体、文氏が民主主義を理解してへん証拠やろう。

 

徴用工問題みたいな高度に政治的な事件は、日本の最高裁やったら統治行為論に基づいて司法判断を回避するんがセオリーやし、逆に司法判断を下してまうことは、それこそ議会主義の否定やろう。裁判官は法律の専門家ではあるにしても政治の専門家とは違うし、そもそも彼らは政治家みたいに選挙の洗礼を受けてへんねんからな。

 

韓国にこの統治行為の意識があれへんことは過去のこの連載でも書いた記憶があるさかい、これは文氏一人の問題とちごて韓国人全体の問題やろう。議会制民主主義・三権分立の入れ物はこさえたが、それを動かすんが中世人やからこないけったいなことになるんやろう。

 

天木直人・元レバノン大使は自身のブログで、統治行為を「日本の悪知恵」などとほざいておるが、こういう左巻きの連中には、そのような主張が民主主義の否定以外の何モンでもあらへんことを説いたかてムダやろう。辛口評論家の故・百目鬼恭三郎は、天木のようなエセ平和主義者らの本音は「議会制民主主義は愚昧な国民が主権者であり、そのような制度では平和主義は危機に陥る。それに対する苛立ちからの統治行為批判」と喝破したある。要するに、彼らの思想は40年前から1ナノメートルも進歩してへんのである。いやそれどころか、護憲を叫びもって憲法第1条を否定する主張しよるとは、よほどおめでたなかったらでけん所業やろう。日本の憲法が泣いたあるぞ。

 

「元時代にも、北人は蒙古人に対して、何等反感を有せざるのみならず、此等の事情により、よく之と協調した。(中略)清時代の状態もほぼ同様で、北人は素直に満州政府を奉戴して、その薙髪の命令にも柔順に服従した。清朝滅亡の際にも、直隷、河南、山東諸省は、最後まで独立宣言を躊躇して居る」

 

こないして中国の南人と北人とを見てたら、ミャンマービルマ族カレン族を想起させられる。ビルマ族は反英独立で、カレン族ビルマ族への対抗意識もあって反独立やったか。このテの国内相互反目は色んな国で観られ、中国へ宣伝戦を仕掛ける場合の参考ぐらいにはなるやろう。韓国の場合は民族対立ちゅうよりも親北・反米反日と親米反北で真っ二つに分かれたあるみたいやな。そこに慶尚道全羅道との反目が絡んだりして、国民の意識統一がなかなか行えん。この、国民国家になれそでなれなさそでうっふんの状態はこれからも永続しそうや。なにしろチョソン民族は未来志向が大の苦手で、その代わり後ろ向きの思考がお得意なんやしな。

 

それはそれで韓国国内の事情なんやからお好きにおやりなさいで済ませれるけども、賠償金支払い要求や新日鉄住金の在韓資産差し押さえみたいなことは、今回のことを機会に今後絶対に起こさせへんようにしやんとあかん。彼らは日本や日本人に対して絶対に謝罪なんぞせえへんし、こればっかりは日本としても手の打ちようがあれへん。でもな、この問題は例のレーダー照射事件と同様に日本国民を大いに憤激さしたある事実があるんで、安倍政権としては今年の参院選(または同日選)を乗り切るためにも国民の懐柔が必要になったある。日本も返り血を浴びることにはなるが、経済制裁已む無しやろう。それにや、その方が中長期的に日本の国益になるて考えれるからや。

 

文政権は韓国国民の手前もあって日本をあからさまに敵視したあって、これでは、韓国は軍事的には日本のバッファ層として機能したあるけども、政治的・経済的には緩衝国になってへん。せやから、韓国経済は日本への依存度が極めて高うて、日本の機嫌を損ねることはかの国にとって箆棒に危険なことやっちゅうことを彼らに強烈に理解ささんとあかん。せやなかったら、日本は永遠にかかる面倒を止めることはでけんやろうし、韓国も全ての意味での日本の緩衝国に戻らんやろうからな。(つづく)