E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道(64)

 四半世紀ほど前、日本のある国際政治学者が領域別(例えば軍事・資源エネルギー・食糧その他の領域)に国際問題を解決する「コンソーシアム」構想を主張してたらしいが、その後この学者の主張は否定されるに至った。もしか、それによってあらゆる国際問題が全て解決でけるんやったら、何で国際原子力機関(IAEA)は北◯鮮の核開発を止めれんかったかちゅうこっちゃな。

 今回の北の「水爆実験成功」宣言はもちろんアメリカを水爆でいてまうことが目的やなしに、金王朝の存続を図るために米と平和条約を締結することを目的とした瀬戸際外交の一環と見るんが正しいやろう。そんでも、DCに届く核ミサイルでも開発せんことには大した脅しにはならんし、その前に肝心の国家がワヤになってまう可能性の方が高い。◯鮮民主主義人民共和国建国が1948年やさかい、共産国70年限界説に従えば再来年までに命脈が尽きる勘定になるな。中朝仲良く枕を並べて安楽死や。

 親分の中国も経済成長のマイナス転換・環境汚染・人心の腐敗の三重苦に加え、日に日に高まる海外からの批判で明らかに苦境に立たされとる。ポーランド人民共和国のヤルゼルスキ国家評議会議長ポーランド共和国のヤルゼルスキ初代大統領になれたように、習近平君が「中華連邦共和国初代大統領」にうまいこと横滑りでけるとは思えん。それぐらい、この国のこれまで積み上げて来た業はあまりにも深刻や。

 チベット東トルキスタンでの自治区政府による現地住民への迫害は凄惨を極め、さながら民族浄化の様相を呈しとるとの話も聞き伝わって来とる。いやいや、迫害されとるんは少数民族だけやなしに漢族かてせや。この国はあらゆる自由が制限されとるんやし、21世紀の現在にこないな国が存在しとること自体が人類の大罪と言えようか。

 国連に期待すんのもお門違いやちゅうべきやろう。この組織はあくまでも体制を維持することが目的やし、常任理事国中華民国から中華人民共和国に変えてしもたさかい、中共の維持装置としての機能まで帯びるようになってしもた。中共がこのまま存続してくれた方が中国人民がアホのままでいてくれることになるさかい日本にとってはエエこっちゃとわしは思うんやけど、生憎とこんな異常な国家が永久に存続してくれるほど現実は甘いことあらへん。せやさかい、中共崩壊と共に国連の役割も終わる。潘基文のごとき無能な事務総長を選んでまうこともこの組織が最早限界を迎えとることの表れやし、IAEAその他の傘下機関が国際問題に対して無力であるどころか、世界記憶遺産を巡るUNESCOの無神経な対応が却って国際問題の火種を煽り立てとる始末やがな。

 G7伊勢志摩サミットでは、秘密裏に国連に代わる新たな体制維持装置の設立の準備が話し合われるかもしれんと思うがでやろか?つまり、中ロを除け者にした新連合国構想で、言わば大西洋会談の2016年バージョンやけど、こんなこと世間に公表なんかしたらそれこそ第三次大戦にまっしぐらになってまう可能性がある。年に一度のこの機会に、うまいことこれら二国の外堀を埋める作業を慎重に進めてもらいたいモンである。(つづく)