E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

(桜宮高・暴力教師に執行猶予・その1)高校の改革は絶対や

 昨日(26日)、大阪地裁は元桜宮高の暴力教師を執行猶予付きの有罪判決を下した。暴力とバスケ部主将の自殺との因果関係は明らかなんやが、現行法制ではこの男を囹圄にブチ込むことはでけんかった。




 わしはこの理不尽さに怒りが収まらん。なしてこの基地外教師を傷害致死罪で裁けんのか。このままでは主将の死が無駄になってまうがな。




 司直がこの男を裁けんのやったらそれはもう諦めるしかあらへんが(まだ確定はしとらんが)、高校と司法の改革だけは諦める訳にはいかん。この事件は要するに、高校とそれを取り巻く世の中の仕組みが変やったから起こったんで、おまけに刑法の不備が遺族の皆さんを始めとするまともな感覚の一般国民の納得の行かん判決が下される結果を招いてしもたからや。




まずは高校の改革が必要や。これは絶対に譲れん。高校が部活を行うんはもちろん自由やが、抑も学校である高校の入学者選抜にスポーツがあるんはおかしい思う。アホではスポーツ選手になれんなんてことは絶対にあってはならんが、そのために高校教育を歪めることがあっては本末転倒やろう。「全国高等学校○○選手権大会」を無条件に存続さしてはあかん。




 高度なスポーツの指導受けたいんやったら、高校生は放課後にスポーツクラブとかに行けばエエんやし、高校に入れんかった人のためにスポーツを主体とした専門学校を作ったらしまいや思うんやけど、何でそないならんねん?これは、どんなにアホな我が子であっても高校ぐらいは出したりたいちゅう、多くの親の歪んだ愛情のせいやないのんけ?




 高等学校ちゅうのんは、中等教育後期課程を修得さす目的で設立した学校やんけ。しかるに、中等前期課程どころか初等教育の課程すらも満足に理解でけてへんのんがようさん紛れ込んどるんが今の高校のザマである。こんなんではそのうち海外から「日本の高卒資格は信頼でけん」て烙印捺されてまうことになるど。大学の国際化をやろうとしとる国の教育現場がそんなみっともないとこさらしてどないすんじゃいアホ。




 全国共通の高校入試をやるんも手ェやと思うが、それはそれで高校生の学力の画一化が進んでまうんでまずい。それやったら、全ての高校は、入試問題・合格者数・科目別合格点・合格者平均点などありとあらゆるデータを公表して、高校で勉強でけんような生徒をムリから合格さしてへんことを世間に示すことを義務付けるぐらいのことはせなあかんやろう。スポーツが学校の在り方を歪めるようなことは、この事件をきっかけとしてやめにしてくれることを切に願う。(つづく)